目次
第1章 いざビールの国へ。ベルギー巡礼紀行(美味しすぎて反則だと思った;勝手な思い込み;俺が造っているのはベルギービールだから ほか)
第2章 ビールの記憶、味わいの虜(そんなことを想って飲んでいる;マイケル・ジャクソン氏ご来店;デュベルと仲間たち ほか)
第3章 ベルギービールの偉人たち(ベルギービールの大先輩;伝染させたくなるものだ;生き残りの方に会いました ほか)
著者等紹介
滝沢健二[タキザワケンジ]
1967年、新潟生まれ。翌90年ブラッセルズに入社。神田店で店長を務める傍ら、仕入・商品管理を行う。1994年日本のベルギービールバーでは初となるベルギービールの自社輸入をスタートし輸入業務を担当。2012年ベルギーの醸造者組合を中心とする、ベルギービールの騎仕団(La Chevalerie du Fourquet des Brasseurs)よりベルギービールの普及に努めたことに対し、名誉騎士賞を受勲。スーパーバイザー、取締役事業本部長を経て2016年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活字スキー
16
著者は神保町にあるという老舗ビアバー・ブラッセルズに長年勤め、日本にベルギービールを広める上で多大なる貢献を果たした方らしい。今となっては、ベルギーに限らない輸入ビールも国産のクラフトビールも実に多くの銘柄が手に入るようになった。ベルギービールを愛する著者が、その出会いから今日に至るまでの思いを綴る。行こう、ベルギービールの向こう側の世界へ──って、このパターン前にもあったな?と思ったら『おいしいパンの向こう側』と同じく生活情報サイト『All About』系の人でした。2022/05/11
Humbaba
4
ビールの楽しみ方は無数にある。それは他人に強制されるようなものではなく、本人が好きなように楽しめばば良い。しかし、人は自分の知らないことを見つけるというのはそれ程得意ではない。せっかくの楽しみが存在しても、見つけられなければ何の意味もない。だからこそ、自分の好きなものを他の人にも紹介して、興味を持ってもらおうとする。2017/03/08
金宗泰
1
ベルギービールの分類、特徴、製造に至るまでとてもいい塩梅で説明されていて読み易い。ビールだけじゃなくてベルギーの街や文化、食べ物にもちょっと詳しくなれる。すぐに読み切れるのそれ以上に学びが多い本だった。2022/12/15
ゲバラ
1
筆者のベルギービール知識に感服.地元の老舗ベルギービアバーでもブラッセルズから仕入れているビールが多くあり,この本の復習がてら呑みに行くという楽しみが増えた.2017/01/09