内容説明
理不尽なこと、間違っていること、とんでもないことを言われると、ついそんなこと「聞く耳をもたん」とこっちもいいたくなる。しかし、どんなことばにも耳を傾けることが、人間関係のスタートであり、そこから真に実りある対話が生まれてくる。そういう対話は主に二種類のスピーチによって取り交わされるという。沈黙のスピーチ(聞いてあげること)と語られるスピーチ(話してあげること)である。本書はこの二つを通し、心をかよわせ合う極意を示す。
目次
1 聞くことは愛すること
2 心をこめて聞く
3 平等に聞き合う
4 おなじ立場で聞く
5 心の深みを聞く
6 親身になって聞く