内容説明
ほの暗い、美しい緑の広がり―そこにはいつも母さんが、雲のようにぼくをおおいながらそばに付きそってくれていた。けれども、たちまち大きくなったザトウクジラのフルーナは、〈ひとり旅〉に出かけ、そのあと父さんまでさしおいて指導者に。くじらばかりか、南の海から北極、そして限りなく深い海の神秘を、手がとどくほど身近なものにするファンタジー。
ほの暗い、美しい緑の広がり―そこにはいつも母さんが、雲のようにぼくをおおいながらそばに付きそってくれていた。けれども、たちまち大きくなったザトウクジラのフルーナは、〈ひとり旅〉に出かけ、そのあと父さんまでさしおいて指導者に。くじらばかりか、南の海から北極、そして限りなく深い海の神秘を、手がとどくほど身近なものにするファンタジー。