内容説明
アーティストやデザイナーが“人々”の中に入っていくことで、皆の意識を変え社会を変えることが可能となる。社会的孤立・排除に対抗する社会包摂のためのアートプログラム(APS)の新提案。
目次
第1章 美術館のワークショップと社会関係構築
第2章 イギリスのアーツ&ヘルス
第3章 日本の社会包摂と文化芸術のアウトリーチ―医療施設を事例に
第4章 イギリスのアーツ・イン・ホスピタル
第5章 アートプログラムの効果―小児病棟での試み
第6章 アートプログラムと評価方法―壁面アートプロジェクト
第7章 次世代ユニバーサルアートイベント:9+3+3
著者等紹介
野呂田理恵子[ノロタリエコ]
女子美術大学芸術学部准教授。東京藝術大学大学院修了、環境デザイナーを経て渡英。バーミンガム・シティ大学大学院アート・健康とウェルビーイング研究科(Art,Health and Well‐being)修了。美術博士。多様な人々が共に受け入れ合う経験を重ね、健康な共生社会づくりを目指す「社会包摂のためのアートプログラム」と「ファシリテーション」の実践研究を行う。日本デザイン学会会員、アートミーツケア学会理事、特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。