文化とまちづくり叢書<br> フランスチーズのテロワール戦略―風土に根づく新たな価値創出

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文化とまちづくり叢書
フランスチーズのテロワール戦略―風土に根づく新たな価値創出

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784880655437
  • NDC分類 648.18
  • Cコード C0036

内容説明

酪農業でのツーリズムによる経営多角化、ワインとチーズの原産地呼称制度の相互作用、EU各国のAOPチーズのバリューチェーンの比較、地域限定チーズの奇跡的復活の事例など、チーズのブランディング戦略を掘り下げ、日本酪農業の転換を促す。

目次

第1章 フランス山岳地酪農の地域資源活用(フランスの山岳地酪農の特徴;地理的表示によるチーズの付加価値向上 ほか)
第2章 農業普及員によるテロワール産品の構築(チーズ部門におけるAOC制度の展開;AOCチーズの仕様書修正のモデル ほか)
第3章 EU諸国の原産地呼称チーズとそのガバナンス(フィリエール分析のアプローチ―地理的表示産品コンテAOP;5つのケーススタディ)
第4章 フランスワインとのブランディング比較(ワインとの比較;INAOと類似した委員会:全国チーズ原産地呼称協議会CNAOF ほか)
第5章 忘れられたチーズの奇跡的復活(序説;「脇役産物」の軌跡 ほか)

著者等紹介

森崎美穂子[モリサキミホコ]
帝京大学外国語学部国際日本学科准教授。日仏比較食文化の研究に従事

ジャンノー,フィリップ[ジャンノー,フィリップ] [Jeanneaux,Philippe]
クレルモン=フェラン獣医畜産大学VetAgro Sup教授。農村地域の持続可能なダイナミックな振興について研究。コーネル大学トーマス・ライソン・センター客員研究員

デルフォス,クレール[デルフォス,クレール] [Delfosse,Claire]
リヨン第二大学Universit´e Lumi´ere Lyon2教授、農村研究部LER部長。農村地理学、とりわけチーズの研究に従事

ル・ガル,ピエール[ルガル,ピエール] [Le Gall,Pierre]
イザラリヨンISARA Lyon農業大学講師

須田文明[スダフミアキ]
農林水産省農林水産政策研究所主任研究官。フランスの農業・農村研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえぽん

1
編著者の一人である森崎准教授が本書関連のシンポジウムを開催すると聞き、購入。シャンパーニュなど、ワインとテロワールとの関係性はよく知られているがチーズに関しては、国や地方、品種によって産地呼称により保護されている度合いがかなり異なり、学ぶところが多かった。酪農家と熟成家との分業・緊張関係や、大規模化・効率化にどの程度コミットするかの違いも様々である。シンポでは米国のチーズはどこで作っても同じと言う強い信念の下、大陸欧州とは正反対の思想によっていることも知り、日本の進むべき道に示唆を与えている。2023/04/19

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