内容説明
日本には、海の上に祀られる神社が多い、それはなぜなのか?信仰ばかりではない。バナキュラー(その土地固有の風土に沿った)建築としての水上居住は、世界中に見られる、ひととまちとみずの親和からなる“生活文化”そのものでもある。近・現代の建築家も海上都市に誘われ、試行してきた。海の建築は、何のために、どうつくり、つくられてきたのか。
目次
第1章 海と建築と船の関係性
第2章 船に魅せられた建築家たち
第3章 清盛と海と建築
第4章 なぜ海に建てられるのか
第5章 海と陸との関係性を示すもの
第6章 建築家が描いた夢・海上都市
著者等紹介
畔柳昭雄[クロヤナギアキオ]
1952年三重県生まれ。日本大学理工学部建築学科卒業、同大学院理工学研究科建築学専攻博士課程修了。工学博士。現在、日本大学理工学部海洋建築工学科特任教授。著書に『アジアの水辺空間』(共著、鹿島出版会、1999、日本沿岸域学会出版文化賞)等がある。作品に「マダガスカル民主共和国アンダシベ村ペリネ保護区ビジターセンター」(1993年日本トイレ協会グッドトイレ10特別賞)、「アルミ海の家1・2・3」(2006年イタリア・アルミ構造物国際賞)、「組木茶室一瞬亭」(2015年東京デザイナーズウィークAsia Award企業賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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