出版社内容情報
⇒ 【中身見本】こちらからご覧いただけます(PDF 2.85MB)
内容説明
遊園地に行けなくても、キャンプが出来なくても、楽しいことはあなたのそばにある。リビング、キッチン、バスルーム…。視点を変えれば新たな発見がいっぱい。ミニチュアが暮らす見立ての世界へようこそ!
著者等紹介
田中達也[タナカタツヤ]
ミニチュア写真家・見立て作家。1981年熊本生まれ。2011年、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てるアート「MINIATURE LIFE」の活動をスタート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュール リブレ
78
朝ドラ「ひよっこ」のタイトルバックのミニチュアが気に行って、ふと知った作家さんの作品集。Instagramでの作品発表も面白く今度リアルな展示会に行ってみたくなりました。あんなものがこういう風に使われるのかと発想の柔軟さについ笑顔になります。2022/02/23
Ikutan
78
家の中にあるあんなものこんなもの。ホッチキスの針や鉛筆。パソコンの周辺機器やコスメグッズ。食パンにワッフルにポップコーン。もう、色んなものが田中さんの手にかかると、日常の幸せなひとこまや映画の一場面に変身してしまうから驚きだ。本の装丁でもお馴染みの田中達也さんのミニチュアアートがびっしり詰まった一冊。もうね、どのページを開いても、完成度が高くて、毎日ちょっとずつ隅々まで眺めてニンマリ。更に、添えられたコメントがユーモアや駄洒落のオンパレードで思わず頬が緩んじゃう。コロナ禍のお家時間も楽しくなりますね。2021/11/23
tamako
39
ミニチュア写真集。ミニフィギュアを何体持ってるのか気になる。スケールもいろいろだし、フィギュアあっての世界なので(フィギュアが「見立て」の翻訳装置的になってる)、フィギュアのポーズや表情が重要なんじゃないかと思う。300くらいは持ってそう。オムツのサーフィンとブックエンドの回廊にはびっくり。ずっと見てると世界の見え方が変わってくる。2023/02/18
ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
35
たまたま表紙に目をとめた息子「え!?凄い!!」。ソファだと思ったら食パン、本棚だと思ったらワッフル。よく見たらチョコもキャラメルもある!!ブロッコリーの森に雪が降ればカリフラワーの森に。竹籠はマンションのベランダに。ブックスタンドの王宮回廊、クラリネットのキッチン、メイクパレットの温室、ビールの夕陽。勝手なアフレコを入れながら楽しみました。弓道をやっていた母は弓道葱で懐かしさが。興奮ぎみに最後まで見た息子、田中達也さんの仕事場に「かっこいい!」。LEGOでいろんなものを作り出せる君も凄いと思うよ。 7歳2022/06/09
りー
35
2017年の朝ドラ「ひよっこ」のタイトルバックで知った作家さん。日用品とジオラマ用人形を使い、日常にある物を別の物に見立てて作品をつくっている方。 作品一つ一つが勿論「こう来るか!」という驚きと楽しさに満ちているのですが、こっそり小さい文字で添えられているタイトルを読むと「ぷふふふふ」と変な笑いが漏れてしまいます。意外と下ネタも多し。STAY HOMEってガッカリしがちだけれど視点をちょっと変えれば家の中はこんなに楽しいよ、と。最後に出てきた仕事場の写真にもワクワクしました。2021/11/07