内容説明
シビック・プライドで重要なのは、まちへの思いと共に、市民としてまちに関わるという当事者性である。市民の内発力による参加や協働を支える本格的な制度や仕組み、地道な実践を必要とする。まちの構造を転換するような息の長い取り組みに、具体的な道筋を示す。
目次
1 シビック・プライドの理論(シビック・プライドとは何か―政策論からの再定義;地方自治の変化とシビック・プライド;シビック・プライドの目的・目指すところ ほか)
2 シビック・プライドの政策化(政策化の基本視点;シビック・プライド政策の主体・対象者;シビック・プライド政策の設定 ほか)
3 シビック・プライド条例(試案)(目的;基本となる用語(定義)
基本理念 ほか)
著者等紹介
松下啓一[マツシタケイイチ]
地方自治研究者・実践者(元相模女子大学教授)。1951年生まれ。専門は現代自治体論(まちづくり、協働、政策法務)。26年間の横浜市職員時代には、総務・環境・都市計画・経済・水道などの各部局で調査・企画を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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