目次
１章 高齢者の性愛と文学（文学作品にみる高齢者の性）
２章 明治期の感化事業と先達（佐竹音次郎と児童保護事業；留岡幸助と感化事業；有馬四郎助と感化事業）
３章 良寛考（良寛の病跡学的研究―良寛にみる日本人の原形；良寛と「戒語」）
著者等紹介
市川隆一郎［イチカワリュウイチロウ］
１９３３年東京生まれ。臨床心理学専攻。神奈川県相模原児童相談所長、神奈川県立国府実修学校長を経て、聖徳大学人文学部社会福祉学科教授。現在、関東歯科衛生士専門学校・聖徳大学兼任講師。専門は臨床心理学、社会心理学、社会福祉援助技術（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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gtn
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良寛は子供を嫌悪していなかったが、積極的に好きだったとは思わないと著者は推察するが、同感。出家したものの、腐敗した宗門や僧侶に絶望する一方、未来ある児童に光を見たのでは。少なくとも、一人の人格者として対等に接したのだろう。子供の方から良寛の人柄に引き寄せられていったことからも分かる。2021/05/07
