出版社内容情報
ビートルズ誕生はロック文化の大きな分岐点であった。そして「ビートルズ現象」は当時の社会情勢の変革が大きな役割を果たしている。レコードの発達、ハイウェイの整備、次々と開局するラジオ局、テレビがもたらした新しいライフスタイル、ベビーブーマーの台頭…。
来日から50 年。1960 年代という時代から分析する、新しい「ビートルズの教科書」誕生。
1章 ビートルズを誕生させた時代背景
1 ビートルズ以前の米国ポピュラー・ミュージック・シーン
2 ビートルズ以前の英国ポピュラー・ミュージックとその背景
3 ベビーブーマーの台頭
4 新しいメディアの発達とポピュラー・ミュージック
2章 ビートルズ・ブームを創り出したもの
1 ビートルズ、デビューまでの道程
【エピソード1 奇跡の日のクォーリーメン・ライヴ音源登場】
【エピソード2 初期ビートルズ・リハーサル音源】
【エピソード3 ビートルズ・イン・ハンブルグ】
2 デッカ・レコード・オーディションとBBCオーディション
3 ビートルズ・ブームの真相
【エピソード4 グレード兄弟とビートルズのその後】
3章 新しい文化の創造者としてのビートルズ
1 ロック映画としての『A HARD DAY?S NIGHT』
2 『A HARD DAY?S NIGHT』の影響力
【エピソード5 誰もみることのないビートルズ映画】
3 新しいミュージック・ビジネスの構築
4 ロックンロールからロックへ
5 カウンター・カルチャーとしてのロック
4章 ビートルズの解散
1 1968年の世界情勢の大きな変動
2 1968年以降のビートルズの動向
根木 正孝[ネキ マサタカ]
東京生まれ、東京育ちの江戸っ子。都立小石川高校卒、埼玉大学経済学部卒。某有名楽器店勤務後、米国フェンダー社の日本国内でのプロモーション・オフィスに在籍しアーティスト・リレーションを担当。80 年代より執筆活動を行い、ビートルズ初CD 化のライナーノーツを担当。「JAZZLIFE」「FM fan」等にて記事を多数執筆。音楽活動では「渋谷ジァンジァン」等に出演、CM 音楽制作等の他「シェイクスピア・シアター」等の劇団で音楽を担当。
目次
1章 ビートルズを誕生させた時代背景(ビートルズ以前の米国ポピュラー・ミュージック・シーン;ビートルズ以前の英国ポピュラー・ミュージックとその背景;ベビーブーマーの台頭;新しいメディアの発達とポピュラー・ミュージック)
2章 ビートルズ・ブームを創り出したもの(ビートルズ、デビューまでの道程;デッカ・レコード・オーディションとBBCオーディション;ビートルズ・ブームの真相)
3章 新しい文化の創造者としてのビートルズ(ロック映画としての『A HARD DAY’S NIGHT』;ビートルズの変貌の兆し;新しいミュージック・ビジネスの構築;ロックンロールからロックへ;カウンター・カルチャーとしてのロック)
4章 ビートルズの解散(1968年の世界情勢の大きな変動;1968年以降のビートルズの動向)
著者等紹介
根木正孝[ネキマサタカ]
東京生まれ、東京育ち。都立小石川高校卒、埼玉大学経済学部卒。某有名楽器店勤務後、米国フェンダー社の日本国内でのプロモーション・オフィスに在籍しアーティスト・リレーションを担当。80年代より執筆活動を行い、ビートルズ初CD化のライナーノーツを担当。「JAZZLIFE」「FM fan」等にて記事を多数執筆。音楽活動では「渋谷ジァンジァン」等に出演、CM音楽制作等の他「シェイクスピア・シアター」等の劇団で音楽を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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