出版社内容情報
ひとりになったらどうしますか?
子どもたちと“同居"? ホームへの“入居"?それとも“ひとり暮らし"を始めますか?
穏やかな老後のためにはどのような暮らし方が最適でしょうか。
そして十分な検討をした結果選んだのは本当に「最良の選択」なのでしょうか?
本書は高齢者支援活動や病院において、年齢、性別、満足度、悩み、現在の状況などを調査。
分析の結果見えてきたものは「ひとり暮らし」の高い満足度でした。
回答者・男女460名の声から見た、独居、 同居、ホームの長所と短所を紹介しながら、
老後を幸せに暮らすための心構えと方法を考えます。
1章 なんでひとりで寂しくないの?
60歳以上460人に聞いたところ、ひとり暮らしを続けている人が、家族と同居している人より
満足していることがわかりました。病気や、怪我などで大変な事も多いはずなのになぜでしょう。
2章 同居はどうして快適じゃないのでしょう
年齢層別満足度のグラフを見ると、90歳までのすべての年齢層でひとり暮らしの人の方が、満足
していることがわかります。なぜ同居は快適とは言えないのでしょうか。
3章 老人ホームにはいりたいですか
いずれ老人ホームなどに入所する選択肢も視野に入れなければなりません。 しかし入居してみると
予想以上に問題点も多いことがわかりました。なぜ施設での生活が上手くいかないのでしょうか。
4章 ひとり暮らしを長く楽しめる7つの秘訣
独居者から聞いた、ひとり暮らしの満足度を引き上げるポイント。また、アンケート結果などから見た、
上手なひとり暮らしのための秘訣を7つ紹介します。
5章 どうしてもひとり暮らしが無理になったら
ひとりになってしまった時のショックは計り知れません。そんな時、同居や施設への入所を考えるかも
しれません。そのような経験を経て、結果としてひとり暮らしを選択した方々の最後の迎え方とは?
【著者紹介】
1952年生まれ。医学博士。大阪市立大学医学部卒業後、脳神経外科入局。その後、関西医科大学耳鼻
咽喉科に転籍。独デュッセルドルフ大学留学後、厚生省前庭機能異常調査研究班の仕事に関与。一貫
して神経系に関する研究ならびに臨床に従事。93年大阪府門真市にて医院開業。04年より大阪府医師
会広報委員会委員、 08年より同副委員長。
11年より高齢者在宅支援のための門真市医師会「お元気ですかコール」活動に携わる。
内容説明
いずれは誰にも訪れる“ひとり”のとき。穏やかに暮らすコツは、身近なところにあった。
目次
1章 なんでひとりで寂しくないの(やっぱり自分ひとりがいい;子供世帯は助けになるか ほか)
2章 同居はどうして快適じゃないのでしょう(同居は悩みが多くなる?;家族構成の影響 ほか)
3章 老人ホームに入りたいですか(老人向け施設という選択肢;集団の中でひとりで暮らすということ)
4章 ひとり暮らしを長く楽しめる7つの秘訣(生活環境をできるだけ変化させない;友達を維持する。信頼のおける人を持つ ほか)
5章 どうしてもひとり暮らしが無理になったら(死別したときの対策;大けがや大病をしてしまった ほか)
著者等紹介
辻川覚志[ツジカワサトシ]
1952年生。大阪市立大学医学部卒、脳神経外科を研鑽、脳神経外科専門医資格を取得。めまいに興味を持ち、関西医科大学耳鼻咽喉科に転籍。ドイツデュッセルドルフ大学耳鼻咽喉科留学、帰国後、厚生省前庭機能異常調査研究班の仕事に関与。一貫して神経系の研究ならびに臨床に従事。医学博士。日本耳鼻咽喉科専門医。1993年大阪府門真市にて耳鼻咽喉科医院開業。2011年より門真市医師会「お元気ですかコール」活動に従事。現在、妻との生活を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mari
Pー
bfish
hiromura
とく たま