京都老舗―暖簾のこころ

米原 有二/藤田 あかり【著】/中島 光行【写真】

水曜社（2008/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 315p／高さ 22cm
• 商品コード 9784880652047
• NDC分類 673.7
• Cコード C0072

内容説明

百年、あるいは数百年京都という土地に根付き、愛され続けている老舗３６店。時代の当主たちは何を考え、何を伝えてきたのか―。

目次

雨森敬太郎薬房―慶安元年（一六四八年）創業
市原平兵衛商店―明和元年（一七六四年）創業
一文字屋和助―長保二年（一〇〇〇年）創業
いづ萬―弘化元年（一八四四年）創業
いもぼう平野家本店―享保年間（一七一六～一七三五年）創業
芸艸堂―明治二十四年（一八九一年）創業
帯屋捨松―安政元年（一八五四年）創業
本家尾張屋―寛正六年（一四六五年）創業
かづら清老舗―慶応元年（一八六五年）創業
かま八老舗―文化三年（一八〇六年）創業〔ほか〕

著者等紹介

米原有二［ヨネハラユウジ］
フリーランスの編集者。書籍、雑誌記事の企画・取材・編集を行う共同事務所として２００５年にサクラエディトリアルワークスを設立。京都に拠点を置き、伝統産業をはじめとする日本文化に特化した取材を精力的に行う

藤田あかり［フジタアカリ］
フリーランスのライター。書籍、雑誌記事の企画・取材・編集を行う共同事務所として２００５年にサクラエディトリアルワークスを設立。京都に拠点を置き、伝統産業をはじめとする日本文化に特化した取材を精力的に行う

中島光行［ナカジマミツユキ］
２００３年、京都にフリーカメラマンの共同事務所、ＰＨＯＴＯ　ＳＴＵＤＩＯ　Ｖｉｓｕａｌ　Ｃａｆｅを設立。雑誌、広告、美術品、宝物、社寺の風景など活動媒体、撮影分野は多岐に渡る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[壱萬参仟縁]

写真も文章も、質も量も、十分に堪能できる本。職人技が光る、３６軒の老舗の５０人の職人さんへの聞き取り（３頁）。一文字屋和助さんは創業１０００年（２４頁）。「お商売させていただきます」（２６頁）との極めて謙虚な経営姿勢に感銘を受ける。あぶり餅とは、阿ぶり餅と書く。悪いものを炙り出すという意味もあるとのこと。１８９１年創業の芸艸堂（うんそうどう）さん（４８頁～）。虫よけの薬草である芸艸（かほりぐさ）とも読むようだ。小学校図工でやった木版画のばれんを思い出した。１７５１年創業の佐々木竹苞書桜さん。古本屋の配本。

2013/04/19

[ラグエル]

わかっているひとが1よめばよみやすいのかもしれないけど、よみづらいです。だいたいにして目次でなにやさんかわからない。ええ。エミシですから。はん。

2011/11/20