出版社内容情報
20世紀のモーツァルト、プッチーニの再来、とマニアが絶賛する名作曲家の足跡と作品を完全網羅。激動の20世紀を生き抜き、ヴェネツィアからミュンヘン、そして世界へ……。生涯に作曲したオペラ全26作品の解説も収録。ベストセラー『痛快オペラ学』(集英社インターナショナル)の永竹由幸が贈る、オペラファン待望の日本初となる解説書。
内容説明
評論家ヴィルヘルム・マウケをして「モーツァルトの生まれ変わり」と言わしめた彼の魅力を、イタリアオペラ研究の第一人者である著者が徹底紹介。知られざる巨匠初の研究書。オペラ全曲解説付。
目次
1 ヴォルフ=フェラーリの生涯(エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリの誕生まで;ローマ留学;ミュンヘンのホロジー絵画学校での学生生活 ほか)
2 ヴォルフ=フェラーリの作品(オペラ;声楽曲;器楽曲)
3 ヴォルフ=フェラーリに関する資料(家系;足跡;作品表 ほか)
著者等紹介
永竹由幸[ナガタケヨシユキ]
昭和13年7月26日東京・築地に生まれる。慶應大学オペラ研究会創立。慶應義塾百年記念に若杉弘指揮、中村邦子主演メノッティ「電話」を演出。昭和36年三井物産入社、昭和40年同社イタリア修業生としてボローニャ大学留学。その後2回、計11年わたり同社ミラノ店に勤務。昭和63年退社。平成7年より東京芸術大学講師。平成10年より昭和音楽大学教授。平成18年退職。尚美学園大学客員教授。平成18年2月、イタリア大統領よりコンメンダトーレ章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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