出版社内容情報
映画にもなったベストセラー『いのちのハードル』の装画を手がけた作家・うかいたかしの作品が、かわいい絵はがきになって登場。
ボクが見たい絵、描きたい絵は、「心がほっとする澄んだ絵」です。今までのように、自分のことばかりで苦しんでいないで、小さな自己のカラを打ちやぶって、たった一人でもいいから人の心をあったかくするような絵を描きたいと思います。(あとがきより)
著者等紹介
うかいたかし[ウカイタカシ]
1958年愛知県岡崎市に生まれる。1977年愛知県立愛知工業高校デザイン科卒業後、京都に友禅染、草木染の修業に出る。1983年人間関係の悩みから神経障害にかかり、パステルで主に「少女」を描き始める。1988年郵政省(現・総務省)主催の「ふみの日」10周年記念切手デザインコンクールで郵政大臣賞を受賞。作品の「少女と手紙」が記念切手に。1989年名鉄百貨店美術画廊で初個展(名古屋)。1990年カレンダーコンクールに出品し、日本印刷連合会会長賞を受賞。1993年神経障害の症状が悪化し、絵が描けなくなる。1999年うかいたかしの才能に光をあて、支援を続けてきた二人の女性が中心になって、障害者の絵と土の造形の公募展、「生(いのち)の芸術フロール展」を創立。2001年フロール美術館(愛知県豊田市藤岡町)に「うかいたかしの世界」常設展示。2003年この年、療養中の病院で数枚の絵を描く。2005年「愛の旅人 うかいたかしの夢空間」展開催(ノリタケギャラリー(名古屋))
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