内容説明
音楽、友、愛、セックス、ドラッグ、人種問題…。1940年代のジャズ・エイジから、スティング、プリンスとの共演をも果たす現在まで、偉大なるイノベーターとして音楽シーンをリードしてきた男―マイルス・デイビス。誇り高の1人の黒人アーティストが、今、赤裸々に語る波乱の64年。昨秋アメリカで発売以来、大反響を巻き起こしている“初の”自叙伝。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
xavi
2
再読2016/10/24
小川一輝
1
傲慢なイメージの帝王(という言葉の内に傲慢が内在していますが)の自叙伝にしては音楽の話の殆どが自己の研鑽とメンバーシップの話。歴史的名盤の数々がサラッと触れられる程度です。そう簡単に俺が分かってたまるかという事でしょうか。その分女性関係やドラッグについてはたっぷり書かれています(それだけ両方とも地獄だったのでしょうが・笑)。本人が双子座であることを何度も強調していますが、同じ双子座として分かります(笑)双子座って何か特別な感じがするんですよね。ドラッグは完全に絶ったといった舌の根も乾かぬうちにコカイン打っ2016/11/23
べっか
0
自叙伝とはいえ、当然本人が書いたわけではないのだけれど。後ろは振り返らない、たえず新しいことを試みたマイルスの姿勢が良い。