柳田国男の宮廷時代

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柳田国男の宮廷時代

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  • サイズ 46判/ページ数 512p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784880594569
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1039

出版社内容情報

柳田国男といえば『遠野物語』の著者、民俗学者として知られる。だが若き柳田には、国家の中枢官僚として宮中に出仕、明治・大正両天皇にも近侍する「宮廷時代」があった。
この経験は、その後の柳田の思想形成に何を刻んだのか。敗戦、占領、象徴天皇制への移行、農地改革という激変の時代に直面して、柳田は何を考えたのか。
「常民」の未来をめぐるその思索を、知られざる宮廷経験から読み直す。


【目次】

  序 論 宮廷体験をもつ偉大な知識人

Ⅰ 宮廷時代
  第一章 生産農民への眼差しと勤王心
    第一節 飢饉体験から農政学へ
    第二節 歌の師松浦萩坪
  第二章 宮中および皇室令をめぐる人びとと柳田国男
    第一節 相次ぐ皇室令の公布と法制局
    第二節 大学の師岡野敬次郎は宮中でも上司であった
    第三節 宮内大臣官房調査課長栗原広太
    第四節 宮内省御用掛多田好問、稿本「登極令義解」をとりまとめる
    第五節 宮廷歌人次兄井上通泰の引き立て
  第三章 宮廷生活および大嘗祭
    第一節 明治・大正両天皇のそば近く仕える
    第二節 大正の大嘗祭に奉仕する
  第四章 朝日新聞時代および国際連盟委員就任
    第一節 「白虹事件」と朝日入社
    第二節 東宮御進講と貴公子西園寺八郎
    第三節 吉野作造舌禍事件で宮内次官関屋貞三郎に働きかける
    第四節 昭和の大礼と削られた論説

Ⅱ 常民と天皇制─宮廷時代以降
  第五章 稲を植える天皇─生物学研究とその反発のはざまで
  第六章 靖国神社と柳田国男─人神信仰およびケガレと「神うつし」
    第一節 柳田の靖国神社観
    第二節 神道指令下の靖国神社
    第三節 小祭・みたま祭の創始
  第七章 農地改革の受容と批判─「中堅農民」創出の強調と「垣内」の活用

   あとがき
    注
    本書で引用、参照した柳田国男の著作
    本書で引用、参照した歴史資料
    人名索引

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