出版社内容情報
須藤 正親[スドウ マサチカ]
著・文・その他
内容説明
地球環境を守る視点で世界経済についての教鞭をとり、現在は信州で有機農業を営む大学教授の愛娘・康花は、画業を志し数々の賞を受けながらも、若くして病で他界してしまった。2012年、教授は娘のために、信州・松本に私設美術館を開館する。そして難解といわれる愛娘の作品を分析し、そこに潜む愛と苦悩を小説として構想した。光と闇、生と死の拮抗が塗り込められた須藤康花の美術作品とつながる、現実世界の物語。『苦海の美学』(而立書房刊)姉妹編。
著者等紹介
須藤正親[スドウマサチカ]
1941年生まれ。東海大学名誉教授、瀋陽師範大学特任教授、吉林師範大学客員教授、正食協会理事、日中口述歴史・文化研究会理事、日本有機農業研究会会員。信州で有機農業を実践しながら「農文館」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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