出版社内容情報
専門家と一般人の垣根を取り払う「社会と科学」の時評集科学的思考のすすめ
リニア新幹線、STAP細胞騒動、ドローンという怪物、電力自由化、宇宙の軍事化、町工場の技術etc.
いま日本に何が起こっているのか?
目次
? 現代科学の見方・読み方
? 時のおもり
? 科学の今を考える
あとがき
池内 了[イケウチ サトル]
1944年、兵庫県生まれ。宇宙物理学、科学・技術・社会論。総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。著書に『科学者と戦争』(岩波書店)、『科学・技術と現代社会』(みすず書房)、『生きのびるための科学』(晶文社)、『現代科学の歩き方』(河出書房新社)他多数。
内容説明
リニア新幹線、STAP細胞騒動、ドローンという怪物、電力自由化、宇宙の軍事化、町工場の技術etc.いま日本に何が起こっているのか?科学的思考のすすめ。
目次
1 現代科学の見方・読み方(科学者とお金;古代における先端技術;科学はショーで始まった! ほか)
2 時のおもり(JAXA法の改訂;健康診断のススメ;エリートの驕り ほか)
3 科学の今を考える(科学の二面性;科学者・技術者の社会的責任;科学者・技術者の倫理規範 ほか)
著者等紹介
池内了[イケウチサトル]
1944年、兵庫県生まれ。宇宙物理学、科学・技術・社会論。総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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ゆき
7
いろいろな科学に関するエッセイ。時事ネタから歴史ネタまで。2017/03/20
スプリント
5
科学エッセイです。納得出来る点もあり、首を傾げる点もありましたが、学会の裏側から科学の雑学まで幅広いテーマが取り上げられており楽しめました。2017/01/23
葵
4
後半の方は、脱原発論が多め。日常に溢れる不思議について考えることを促す(チコちゃんに叱られる!的な)本かと思い手に取ったが、実際の主旨はもっと社会問題に目を向けよう、と言う方向性。しかし結果オーライで自分の中の意識を変えるきっかけとなった。2021/01/21
sutekibito
1
今の日本に起きている様々な事象について、科学者の立場からの推敲。表題は、寺田寅彦が常日頃話していた言葉。何事に対しても、問いかけることの大切さ。多くの知見を得た。2017/03/30
ねええちゃんvol.2
0
★★2017/06/18