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出版社内容情報
不幸は、モラハラの意味を知らないこと。モラハラ地獄から抜け出すためにはわかりやすく正しい理解が必要です。推薦:池内ひろ美見えない暴力であるがゆえに気づかれづらいモラルハラスメント(モラハラ)。でも、モラハラに気づいて離れたとしても、その傷はたやすく癒えるものではありません。長い間、じわじわと傷ついてきた心は、安心とともに、離れてから痛み出すことが多いのです。本書では、モラハラ被害後に誰しも経験する、被害者としての心のうずきに焦点を当てています。
【はじめに】
【序 身近にあふれるモラルハラスメント】
?夫婦間のモラハラ/?恋人間のモラハラ/?親子間のモラハラ/?職場・コミュニティでのモラハラ/?静かなモラルハラスメント
【1 モラハラへの気づき】
被害者の辛さ/被害者は揺れ動く/加害者から離れた後の痛み/モラハラ渦中の痛み/加害者との共生・同居を選ぶ場合/言葉を転がす/「手の上で転がす」の危険性/人それぞれに違う選択肢/封印という手法/モラハラから離れた後の封印/相手と距離をとる/被害者心理を認める
【2 モラハラ被害を生きる】
モラハラ環境から離れられない/自分視点・自分時間を大切に/モラオは人格障害?/受け身の態度の苦しさ/「怒っていい」の誤解/「腹が立たない」被害者もいる/敵か味方にこだわってしまう被害者心理/親を敵とみなしてしまう被害者心理/罪悪感=戻ろうとする力に注意/支援のなかに現れる報復感情/被害者の加害者化/弱者という立場を利用する加害者/傷を認めること
【3 家族関係のなかのモラルハラスメント】
子どもに与える影響/モラハラ加害者と子どもの関係/モラハラ被害者とこどもの関係/子どものためではなく、自分のために/反抗期の子どもとの接し方/子は鎹/被害親・加害親の両方から攻撃を受ける子ども/親の人生を生きる子ども/離婚時の争いに巻き込まれる子ども/子どもたちの証言/子どもがモラハラを受けていることに気づいたら/子どもを守る親も、心にダメージを受けてしまう/気づくのが難しい子どものモラハラ
【4 被害者をやめていくために】
怒りの感情を自覚する/自分もモラハラパーソナリティなのではないか?/自分への不信感を乗り越える/自らモラハラに近づかない!/人と関わるのが怖いなら/依存を知る/加害者と言われたあなたへ/言葉のボールを転がす/追体験は避けること/支援活動をしようとしている人へ/ピアカウンセリングとは/二次被害について考える/自分の人生を力強く生きる
【あとがき】
谷本 惠美[タニモト エミ]
心理カウンセラー。産業カウンセラー協会認定・登録カウンセラー。1991年設立の女性のためのカウンセリングルーム「おーぷんざはーと」(大阪)主宰。得意分野は女性・子育て・家族問題。スクールカウンセラーとしても活躍。
著書に『カウンセラーが語るモラルハラスメント』(晶文社)がある。
http://www.othpage.com/
内容説明
傷ついた心を見つめる。本書では、モラハラ被害後に誰しも経験する、被害者としての心のうずきに焦点を当てています。モラハラから離れた後の心のケアがいかに大切か、それを怠るとどのような影響があるのかを知っていただくために。そして、心のケアを実践していただくために…。
目次
序 身近にあふれるモラルハラスメント(夫婦間のモラハラ;恋人間のモラハラ ほか)
1 モラハラへの気づき(被害者の辛さ;被害者は揺れ動く ほか)
2 モラハラ被害を生きる(モラハラ環境から離れられない;自分視点・自分時間を大切に ほか)
3 家族関係のなかのモラルハラスメント(子どもに与える影響;モラハラ加害者と子どもの関係 ほか)
4 被害者をやめていくために(怒りの感情を自覚する;自分もモラハラパーソナリティなのではないか? ほか)
著者等紹介
谷本惠美[タニモトエミ]
心理カウンセラー。産業カウンセラー協会認定・登録カウンセラー。1991年設立の女性のためのカウンセリングルーム「おーぷんざはーと」主宰。得意分野は女性・子育て・家族問題。スクールカウンセラーとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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