現代版マハーバーラタ物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 235p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784880593951
  • NDC分類 929.881
  • Cコード C0097

出版社内容情報

人類最古の作品、最長の叙事詩「マハーバーラタ」を物語として縮約した一冊。カラー口絵付。人類最古の作品、最長の叙事詩「マハーバーラタ」。幾世紀にもわたりインドの逸話、諺、警句の宝庫として知られてきました。老若男女、万人に対するメッセージを擁する書物を、物語として縮約した一冊。カラー口絵付。高校生以上対象。

はじめに

1、高貴な王子
2、不幸な王女
3、カルナの誕生
4、パーンダヴァ王子たち
5、大射手
6、邪悪なたくらみ
7、エカラヴィヤの訓練
8、カルナがアルジュナと対決する
9、ドゥルヨーダナが再び陰謀を企む
10、沈黙の都市
11、ドラウパディーのスヴァヤンバラ
12、帝国インドラプラスタ
13、一か八かの勝負
14、パーンダヴァ兄弟たちの追放
15、潜伏の年
16、攻囲された都市
17、追放の終わり
18、使節と任務
19、戦争の準備
20、クル族の国の戦争とその後

付録?「マハーバーラタ」家系図 ?各章のカットについて ?「マハーバーラタ」主要登場人物

参考文献
訳者あとがき

シャンタ・R・ラオ[シャンタ ラメシュワール ラオ]
1924年生まれ。ハイデラバード在住。子供と大人の両方が楽しめる本の書き手。神話、伝説の再話を得意としている。

谷口 伊兵衛[タニグチ イヘエ]
1936年福井県生まれ。翻訳家。元立正大学教授。訳書にU・エコ『論文作法』、ラー『現代版 ラーマーヤナ物語』、ルスコーニ編『図説 千夜一夜物語』ほか多数。

内容説明

世界で最も長いインドの二大叙事詩の一つ。挿絵は国際ブックデザイン賞「優秀賞」(ライプツィヒ)。

著者等紹介

谷口伊兵衛[タニグチイヘエ]
1936年福井県生まれ。翻訳家。元立正大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

崩紫サロメ

17
読みやすい抄訳。カルナの扱いが手厚いのでファンには良いと思う。ただ、マハーバーラタの抄訳はかなり個性が出るので、シャンタ・R・ラオがどのような人であるのか、他の抄訳との違いなどは訳者から、あるいは奥付で紹介してほしかった。また訳者は中国語の抄訳が日本であまり注目されていないと言って挙げているが、それが他の言語から重訳したものか、独自に編訳したものかなどには触れて欲しいと思う。私がマハーバーラタ本に多くを求めすぎなのだろうか。2021/02/20

ラフロ

2
ヴィシュヌサハスラナーマの記述なし2021/01/17

momen

2
マハーバーラタの抄訳版。「現代版」というのは現代語訳という意味で、翻案版ではない。物語の最初から最後までわかりやすくまとまっており、登場人物や物語全体の流れを把握するには十分。ただ哲学的な会話とか細かい部分はだいぶ端折っている様子。マハーバーラタを詳しく知りたい人は、この本で大体の話を理解してからもっと詳しい文献などを読むとよいと思う。絵も多数収録されており、神話時代の雰囲気が理解しやすい。初めてマハーバーラタを読むにはぴったりの本。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11199333
  • ご注意事項

最近チェックした商品