内容説明
『荷車の歌』の作者・山代巴は、人として生まれながらその幸せを阻害された人びとと共に、生涯を送った。そのエネルギーがどこから来たのかを、著者は懸命にたどる。本書を読みながら、みなさんも著者と共に考えてみませんか。
目次
第1章 自分を生きる
第2章 山代吉宗とともに
第3章 「岩でできた列島」に根をおろす
第4章 鏡としての作品
第5章 片隅の沈黙を破る
第6章 民話の発見
第7章 『荷車の歌』をめぐって
第8章 民話からの生活記録へ
第9章 戦前の総括そして離党
第10章 「近代」への批判と『囚われの女たち』の完結
著者等紹介
牧原憲夫[マキハラノリオ]
1943年、東京都に生まれる。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。元東京経済大学教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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