内容説明
トルバドゥール・ロマンス語文学から、クローチェ美学を経て記号論に歩を進め、U.エコからさらに比較記号論や比較フォークロアにまで及ぶ。本論集は、豊富な翻訳体験に基づく著者の四十数年間の学的彷徨の集大成である。
目次
1 クローチェ美学・表現学関係
2 言語学関係
3 世界文学・比較文学関係
4 ウンベルト・エコ論関係
5 比較記号論関係
付論
著者等紹介
谷口勇[タニグチイサム]
1936年福井県生まれ。1963年東京大学修士(西洋古典学)。1970年京都大学大学院(伊語伊文学専攻)博士課程単位取得。1975年11月‐76年6月ローマ大学(イタリア政府給費)留学。1979‐92年桃山学院大学教授、1992年依願退職。1999年4月‐2000年3月ヨーロッパ、北アフリカ、中近東で研修。1992‐2006年立正大学文学部教授、2006年定年退職、同年4月非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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