内容説明
世界的に知られたタルトゥーモスクワ学派の文化記号論の重鎮ロートマンの業績を広くかつ深く分析した、初心者にはやさしく、専門家には見のがすことのできない良書である。
目次
第1部 ロートマンの文化記号論(ロートマンの文化記号論への貢献;文化記号論的体系の構造;記号圏への序説;記号圏の性格と起源)
第2部 言語テクストにおける記号空間の構築(ロートマン、ブルガーコフ、ザミャーチン;ブルガーコフとザミャーチン;ロートマン説を拡大すれば)
第3部 認知科学としての記号論(人間言語における視覚記号と聴覚記号―知覚とイメージ群;言語記憶装置における記憶言語)
著者等紹介
谷口伊兵衛[タニグチイヘイ]
本名:谷口勇。1936年福井県生まれ。1963年東京大学大学院西洋古典学専攻修士課程修了。1970年京都大学大学院伊語伊文学専攻博士課程単位取得。1975年11月~76年6月ローマ大学ロマンス語学研究所に留学。1992年立正大学文学部教授(英語学・言語学・西洋古典文学)。1999年4月~2000年3月ヨーロッパ、北アフリカ、中近東で研修
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