内容説明
資料を収集し漫然と比較するだけに終始した従来の比較文学研究を、体系的に理論化することにより、世界文学への道を提唱した、独創的な本格派の出現。
目次
第1章 比較文学研究の現況と発展
第2章 基本概念と理論上の出発点
第3章 文学間過程の諸形態の分類
第4章 発生論的=接触的な諸関係
第5章 類型論的類似性
第6章 比較分析の諸問題
第7章 文学間の共通性の諸問題
第8章 文学間過程の理論と文学的コミュニケーション
第9章 比較文学用語の諸問題
著者等紹介
谷口勇[タニグチイサム]
1936年福井県生まれ。1963年東京大学大学院西洋古典学専攻修士課程修了。1970年京都大学大学院伊語伊文学専攻博士課程単位取得。1975年11月~76年6月ローマ大学ロマンス語学研究所に留学。1992年立正大学文学部教授(英語学・言語学・西洋古典文学)。1999年4月~2000年3月ヨーロッパ、北アフリカ、中近東で研修
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