内容説明
春雷を連れて「東京キッドブラザース」の東由多加は逝ってしまった。
目次
第1章 1970~1979―目を凝らし、耳を澄まし、心をこめて(目を凝らし、耳を澄まし;十五少年漂流記;西遊記への出発 ほか)
第2章 1980~1989―ぼくのミュージカルは三つの言葉でなりたっている(圧倒的なダンス・ナンバー;「子供」の時代;ワークショップ白書 ほか)
第3章 1990~1997―我らはこの世に何物ももたらさず、何物も遺すことなく去っていく(友への手紙;「蛍の灯、窓の…」;初めての手紙 ほか)
著者等紹介
東由多加[ヒガシユタカ]
1945年、台湾に生まれる。1963年、早稲田大学に入学。1967年、寺山修司らとともに「天井桟敷」を創立する。1969年「東京キッドブラザース」を結成。以後、1999年まで、自らの作・演出によるミュージカル80作品を上演する。2000年4月20日食道癌にて死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。