内容説明
錯綜する思想潮流との建設的対話をとおして得られた成果。A・ギデンズの構造化理論の真髄を提示する。
目次
1 社会理論と社会哲学のいくつかの潮流(実存主義的現象学―シュッツ;エスノメソドロジー ほか)
2 行為能力、行いの同定、コミュニケーション意図(行為能力の諸問題;意図と企て ほか)
3 社会生活の生産と再生産(秩序、権力、葛藤―デュルケムとパーソンズ;秩序、権力、葛藤―マルクス ほか)
4 説明的解明の形式(実証主義のディレンマ;その後の展開―ポパーとクーン ほか)
著者等紹介
小幡正敏[オバタマサトシ]
1958年生。関東学院大学講師
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