感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
5
小説「薔薇の名前」はウンボルト・エーコの本国イタリア以上に(西)ドイツで大評判を取ったそうです。著者たちは映画化と共に原作とを繋げる解説書としてこの本を書き上げました。なるほど、歴史的背景や映画で端折られたことなどがよくわかります。面白いね。そうか、だから映画ではあの図書館の迷路がアッシャー式の三次元の迷宮になったのか。そうか、中世の宗教的な騒乱と確執がこの物語の背景にあるのか。もっと早くこの本を読んでおけば映画や原作をもっと楽しめたのに、ちょっと残念でした。2016/01/03
南註亭
2
ショーン・コネリー主演映画とウンベルト・エコの原作を読み解くための解説書です。本書のおかげで見過ごしていたことを多数知ることができました。オススメ度☆☆☆☆4つです。2010/03/23
tkm66
0
内容は良いんですが訳文が・・こりゃ日本語じゃあないかなあと・・あ、記号論の泰斗?しかもご存命?そりゃ失礼しました。2019/12/18