目次
1 みんな迷って悩んで強くなる―子育ての不安を抱くお母さんたちに
2 「ふつう」じゃなくたって、なんだ―日々の暮らしで(くらべなければ、こわくない;日常にひそむ危険;正しいうんこ・正しい睡眠!?;「○○危機説」は、なぜ流行る? ほか)
3 迷惑かけて、なにが悪い―園や学校のなかで(幼稚園・保育園に望むこと;おちつきのない子;慢性の病気の子;障害児は「いじめられる」もの!? ほか)
おわりに 好きなようにやっていい―小児科医を50年やってきて、思うこと
著者等紹介
山田真[ヤマダマコト]
1941年岐阜県生まれ。町の小児科医として半世紀を過ごしてきた。八王子中央診療所所長。「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」編集協力人。「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表。「障害児を普通学校へ」の運動にも長くかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かい
1
多様性を認めて、もっとありのままに楽にいきようじゃないか。っていう本。今の同調圧力の強い日本は、自粛って言えばみんな真面目に取り組むことは素晴らしいこと。でもみんな同じように生きようって学校で育てられてきて一つの価値観=学校で言えば点数が人の価値みたいなものによって少数派の生きづらさがやってくる。もっと多様なもの多様な価値観を受け入れながら生きていくことが豊かな生き方で広い世界で生きていくことにつながるのだと思う。自分は多数派になっていないか。そのことを常に考えて生きていきたい。2020/06/18
ササガキ ルマタ
0
子育ての話だけというより、障害者との向き合い方とか、社会全体の姿の話。みんな言いたいことがあるなら言おう!的な。日本の教育を受けてきたから、輪を乱すのは嫌だなぁって思うけど、人それぞれ!って思えばなんとも思わなくなるのかな。でも、なんかずるいことしてるのを見つけてたらイライラしちゃうかも(笑)2020/06/30