内容説明
ワクチンどれを受ける?「ワクチントーク全国」青野典子さんと、小児科医、山田真さんからのアドバイス。
目次
1 時代背景・社会の変化・親子の事情でワクチンを選びたいとき(A型肝炎;BCG;B型肝炎;MR(はしか“麻しん”・風しん)
インフルエンザ ほか)
2 「接種をしよう」と決めたときも(同時接種、なにが問題?;「○歳から接種」のリスク;副作用の因果関係は証明できない;免疫システムの危機;常在菌を殺していいのか―肺炎球菌ワクチンを例に ほか)
著者等紹介
青野典子[アオノノリコ]
保育士。「ワクチントーク全国」事務局長
山田真[ヤマダマコト]
小児科医。八王子中央診療所所長。「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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バニラ風味
20
お子さんのいる方。なんの疑いもなく、通知が来たら、予防接種は受けるものと思っていませんか?予防接種の中には、リスクのあるものも、あります。予防接種について知り、考えることは、子どもを守ることに繋がります。必要でないと思ったら、勇気をもって、受けないことを選んでもよいのです。私が子育てしている時に、この本があったら良かったのに!と、心から思いました。保育士、小児科医からの、本音の意見、情報が書かれた、貴重な本です。自分の子どもはもう大きくなってしまったから今更だけれど、読んで良かった、と思いました。2019/10/17
ツキノ
9
「ち・お」が単行本形式で新装刊。グラビアページもあり、雑誌と単行本のいいとこ取りという印象。手に取りやすくなっている。予防接種については、子どもが小さいときに「ち・お」も読み、悩んだ。山田真先生は「予防接種全否定派」ではないとのこと。副作用による死亡例が「因果関係が証明されない」となっている怖さ。病気の怖さと副作用、どちらを気にするべきかの検討がされていない怖さ。ぜひ読んでほしいと紹介されているのが『ウィルスは生きている』(中屋敷均)。読んでみようかな。2018/02/25
mogihideyuki
2
(P30)女性が妊娠したとき、なぜ胎児は異物として排除されないのか。これも長いことわかりませんでしたが、このごろわかってきたのは、それはウイルスの働きだったということ。お母さんの胎盤のなかに、「合胞体性栄養膜」という膜があるのですが、これが、栄養分はとおすけれど、リンパ球は通さないという、すごい膜。(中略)この膜を調べたら、この膜はもともとウイルスだった。大昔のいつの時期かに、ウイルスがぼくたちの体のなかに入りこんで、そこで生きていくことに決めたんですね。2019/05/29
ちいくま
1
子育ての真っ最中に「ち・お」を読んでたので懐かしくて & 今秋インフルエンザの予防接種どうしようかの悩みを抱えて読みました。私も予防接種全否定ではないですが。行政とか他人とかから「打って」と言われて何も考えず疑問を持たず打つのはちょっと怖い気がする。文字を読んで考え選んだ上でなら打つのも有りかと。2020/09/09
たかぴ
1
妻が購入。 夫は相談に来たときがない。という現実。 実際、読む前は私も予防接種は行ったほうがいいと妻に行ったが、改めさせられた。 笑いと治癒力でも記載されていたが、自然治癒力を信じること。 科学で解明されていることが全てではない。むしろわからないことが殆どであるということを認識しなければ。 ピロリ菌失くしちゃった。 2018/03/06