内容説明
学校・教育BOOKがお届けする大人がテーマの第一弾!10年後、20年後の夫婦、家族を想像して読んでください。妻から夫に、母から子に、父は肌身離さず。
目次
1 子育ての始まりから孫育て渦中(特集対談 どうして、男と女はすれちがう?―妻から母へ、夫から父になるとき+現役のあとに;対談を終えて)
2 心地よく生きるヒント(父親が地域で子育てするときの作法―徹底して、しかも「主体的」についていく;必要なのは関係の「メンテナンス」―対話できる夫婦になる;退職したんだで、楽しみゃーえんだにぃ―妻と共有する「その後の暮らし」)
著者等紹介
岡崎勝[オカザキマサル]
1952年愛知県名古屋市生まれ。小学校教員44年め。フリースクール「アーレの樹」理事。1998年より“お・は”編集人。きょうだい誌“ち・お”編集協力人も務める
貴戸理恵[キドリエ]
社会学者。関西学院大学准教授
小島貴子[コジマタカコ]
キャリアカウンセラー。東洋大学准教授
土井峻介[ドイシュンスケ]
元中学校体育教員
山本芳幹[ヤマモトヨシミキ]
フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鳩羽
12
子どもが一番身近に接し、将来のモデルとして大きな影響を与えるのが親だが、望んで家族となったはずの父という男性、母という女性は、結婚後、出産後に互いへの愛情を減らしていくという統計がある。それはなぜなのかということを、対談や寄せられた文章でまとめた読みやすい一冊。タイトルに「どうして」とあるが、その理由は別に意外でも不思議でもなく、問題に感じている側には既知のことのように思える。だが、片方が愛情の問題だと思い、片方が能率の問題だと捉えていれば、問題を同じステージに上げることからして難しいのかもしれない。2019/09/15
しゅんぺい(笑)
2
なんかこういう本は惹かれて読んでしまう。一般的な男と女では、自分はどのあたりに位置するんやろうとか考えながら。ひととして対話しながら一緒に生きていけたら、なんて理想なんかなあ。2021/10/19