内容説明
こどものむし歯は、昔とくらべて激減した。一方で、コンビニを上回る数の歯科医院が町中にあふれている。需要と供給のバランスがくずれた歯科の現場で、いま、なにが起きているのか。「むし歯」予防にフッ素塗布は有効?安全?歯ならびを治す「矯正」も、ひょっとしたら、そのまま見守っていていいのかも…。「やっつける医療」から、「見守る医療、折りあう健康」へ。こどもの歯をめぐる安心読本。
目次
第1章 むし歯のはなし!それ本当!?(むし歯ができると“ダメ親”なの?;フッ素はむし歯予防の特効薬? ほか)
第2章 歯で困ったとき、悩んだときのQ&A(むし歯の予防・原因編;歯の治療編 ほか)
第3章 歯科矯正は親の責任?(ほんとに、望んだようになる!?;マイナス情報が得られない ほか)
第4章 むし歯よりこわいこと(こどものむし歯は減少している;コンビニより多い、歯科医院の数 ほか)
著者等紹介
内野博行[ウチノヒロユキ]
ななえ歯科クリニック院長。歯科医。歯学部卒業後、アメリカ人歯科医ダリル・ビーチ氏に師事。ビーチ氏にはじめて会った最終学年の夏休み、「歯科医の最終目標は、歯科医療の必要性をなくすこと」と教えられる。以後、「見守る医療・折りあう健康」をモットーに、できるだけ介入の少ない歯科医療をめざしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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