DVはなおる 続―被害・加害当事者が語る「傷つけない支援」

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784880493312
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0036

内容説明

「回復」への希望。DV・モラハラetc…家族問題の支援を行う日本家族再生センターの15年と20人の当事者の物語。

目次

はじめに―日本家族再生センター15周年の節目に
1章 DV・家族問題―日本家族再生センターの支援とは(DVとは何か?―その背景にあること;DVは「なおる」!?―適切な援助による「回復」のステップアップ;日本家族再生センターの複合的支援 ほか)
2章 「回復」と「再生」の物語―被害・加害当事者より(体験漫画 本当の「幸せ」を見つけるために―作・画 もりこ;体験談1 「わかり合えないパートナーとの暮らし」から学んだこと―19 男性;体験談2 夫が逮捕されたあの日から―S子 女性 ほか)
3章 当事者にやさしくない女性支援―メンズカウンセリング講座の語りから(「傷つけない支援」を学ぶ)

著者等紹介

味沢道明[アジサワミチアキ]
1954年広島県生まれ。日本家族再生センター所長、メンズカウンセリング協会理事、メンズサポートルーム京都代表。サラリーマン生活を10年でギブアップし、料理教室のかたわら、日本の男性運動をリード。男の悩みから、加害者の脱暴力支援を開始。現在は加害・被害、性別、年齢に関わらず、DVやモラハラをはじめ、家族問題の当事者のためのサポートを提供

中村カズノリ[ナカムラカズノリ]
1980年生まれ。Web系開発エンジニアの傍ら、メンズカウンセリングを学び、カウンセリング業務を開始。当事者(モラハラの加害者)として得た経験をもとに、加害者にも被害者にも支援を行う。DVやモラハラの他、ブラック会社や人間関係等の相談も請け負う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カッパ

10
回復がとても難しいように感じるDV。関係性のなかでおこることなので元当事者の話をよませてもらうと。まあ、ほとんどが離婚という形で終わっている。でも、癒される必要はあると思う。加害者側が今は幸せであるというのはなんだかちょっとずるい気もするが、幸せにみながなる機会があるのだと思う。2019/10/06

Ohe Hiroyuki

1
 職業上一読しました。DVという話題については、どうすればよいのかという方法論について考察する機会に乏しいため、本書は良い機会になります。  本書を読みますと、孤立せず、グループで対処することが大切であると考えさせられます。2019/02/08

Hidekazu Asai

1
DVは単純に男が加害者、女が被害者、加害者がすべて悪、被害者が善、と割り切れるものではないということと、日本の司法にDV解決を任せてしまうと、とんでもない方向へ行ってしまうこと、そして、DV法そのものが法的欠陥があり利権の巣窟だということがわかった。 本書を読むと、優しくなれます。2018/12/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13207593
  • ご注意事項

最近チェックした商品