内容説明
子育ての基本は「あなたが大事」。それは、学校でも家庭でも同じ。おとなから子どもにことば・こころ・からだを使って伝えるもの。どうやって…?養護教諭の仕事のなかにはそのヒントがつまっています。
目次
1 支えを求める子どもたち―保健室からのヒント(先生らしくない先生のやくめ;子どもが子どもでいられるように;子どもが話しだせるとき ほか)
2 「あなたが大事」を伝えるために―養護というかかわり方(「養護」とはなんだろう;「あなたが大事」を伝える;養護の基本1、2、3 ほか)
3 養護のある暮らし(子育てのヒントに;まなざしに気づく;拒否するとき ほか)
著者等紹介
大谷尚子[オオタニヒサコ]
養護実践研究センター代表、元聖母大学教授、茨城大学名誉教授。東京大学医学部保健学科卒業。日本養護教諭教育学会、日本学校健康相談学会などの設立にかかわる。長年、養護教諭の養成にたずさわり、「養護学」の構築に力を尽くしてきた。ジャパンマシニスト社刊『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』編集協力人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みぃ
0
教育は、教えるというより助けることだという考えは、共感できる。子どもが無事に成長できるように手助けをする。反抗してくる生徒に、真剣に向き合うことが、私には足りないんだろうな。ケンカできるようになりたい。その子のためを思うなら、叱ることをしなければならない。ダメなものはダメ。そして、間違いを犯さないように配慮するんじゃなくて、間違いを犯してしまったときに一緒に考える。そういう養護教諭になりたい。2022/07/18
Mayuko Komori
0
★★★ 「あなたが大事」と伝えることは大切だというのは理解しているけど、日々の忙しさの中でなかなか子供に伝えられないから、定期的にこういう本を読んで「あなたが大事」だよと伝えることにしています。2019/10/30