目次
1 思春期ってどんな時期?
2 「自分で決めること」を支える
3 こどもの思いを受け止める
4 親子トラブルはこう乗りきる
5 こどもの日常に疑問を感じたら―不登校、ひきこもりから学ぶ
6 「行ってらっしゃい」と「お帰りなさい」の間で
著者等紹介
西野博之[ニシノヒロユキ]
1986年から不登校のこどもたちの居場所づくりにかかわり、91年に「フリースペースたまりば」を開設。現在、NPO法人フリースペースたまりば理事長。プレーパーク(冒険遊び場)とフリースペースを併せもつ「川崎市子ども夢パーク」所長。フリースペース「えん」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
43
いろんな育児本や周囲からの話で、○歳までに○○は身に付けないといけないとか、今のうちじゃないとまずいと慌てたり、もう手遅れなんだ、育て方を失敗したとか、そういうのが子育てをしている中で親も子もプレッシャーになる。そんな気持ちを楽にしてくれる本。2017/06/13
haruka
22
素晴らしい内容だった。大人だって人間関係に悩んで会社を辞めたりする。鬱で休職する人もいる。なのになぜ子供の不登校だけ不幸だ、大変な問題だという目を向けられるんだろう?子供だって鬱になる。気楽に休んでいいのにとずっと思っていた。勉強に遅れたり将来の選択肢が狭まるように思えても、命に比べたら大した問題じゃない。子供のヘルプは自分の命を守る行動なのだ。家に居場所のない私は相談なんてできなかったなぁと思い出すとつらい。現場からの言葉だと感じられ、批判を恐れない、曖昧な言葉にも逃げていない良書でした。2024/05/04
ぷりん
4
「反抗期ではなく自己主張期」この言葉にハッとしました。親の目線ばかりから見ないこと。簡単なようで難しいけれど、とても大切なことだと思う。2015/11/25
マキユチ
3
日々反省を繰り返しながら子育て中です。長女が10歳になり、色んな意味で、私の心境や娘との関係性に変化が出てきている気がします。こんな感じで良いのかな?と不安になる中、この本を読んでいたら焦っていた心が穏やかになり、娘との関わり方に少し自信が付きました。これからも娘を信じ、見守っていきたいです。2021/01/12
米光一成
2
こどもの親向けの本には、ゲームについてどうしても「うーん、わかってもらえていない」という記述が多いのだが、この本は違う。現場で実感として得たであろうことが書かれている。2015/07/10
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