子ども発 知りたい国連子どもの権利条約

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子ども発 知りたい国連子どもの権利条約

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  • サイズ B6判/ページ数 150p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784880491127
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

「子どもの権利条約? 何ソレ、子どもにいろんな権利があるなんてあたりまえじゃん」と考えていた3人の若者が各条文を徹底的に子どもの立場に立ち、翻訳・解説。大人にこそ読んでほしい。できれば子どもといっしょに。

もくじ
まえがき
条約の中によく出てくることば
条約訳について

第1条 こどもの定義
    17歳までは子どもなんです。

第2条 差別の禁止
    小山くんは廊下でぶつぶついっていた。

第3条 子どもの最善の利益
    子どもに一番いいように考えるってこと。

第4条 締約国の実施義務
    絵にかいたモチじゃ意味がない。

第5条 親の指導の尊重
    親は子どもの味方!?

第6条 生命への権利、生存・発達の確保
    飢餓と飽食。

第7条 名前・国籍を得る権利、親を知り養育される権利
    「文・鳥太郎&鳥介」。

第8条 アイデンティティの保全
    やっぱり漬物にミソシルっすよ。

第9条 親からの分離禁止と分離のための手続
    大人の論理でパイプを切るな。

第10条 家族再会のための出入国
    

 子どもの権利条約? 何ソレ、子どもにいろんな権利があるなんて当たり前じゃん。そんなものを今さらつくってどーすんの? この条約ができると何か子どもにイイことがあるワケ?
 初めてこの条約を知ったときはピンとこなかった。大人に“アナタにはこんな権利がある”といわれたってさ、子どもの権利条約を認めてないのは大人でしょう。
 中学2年生のときに林間学校があった。ワタシはジャージじゃなくて私服で行きたいと思って、各クラスの代表委員が先生たちと話し合いをした。
 先生たちは難色をしめした。でも、まだ話し合いしだいでは私服が認められそうな気配もあった。そのとき、今までだまっていた校長が口を開いた。
「男が赤い傘をさしてチャラチャラ学校に来る時代に、私服なんて認められん」
 この、ワケのわからないひとことで、私服で行くことは却下されてしまった。今までの話し合いはなんだったんだ

目次

第1条 子どもの定義―17歳までは子どもなんです。
第2条 差別の禁止―小山くんは廊下でぶつぶついっていた。
第3条 子どもの最善の利益―子どもに一番いいように考えるってこと。
第4条 締約国の実施義務―絵にかいたモチじゃ意味がない。
第5条 親の指導の尊重―親は子どもの見方!?
第6条 生命への権利、生存・発達の確保―飢餓と飽食。
第7条 名前・国籍を得る権利、親を知り養育される権利―「文・鳥太郎&鳥介」。
第8条 アイデンティティの保全―やっぱり漬物にミソシルっすよ。
第9条 親からの分離禁止と分離のための手続―大人の論理でパイプを切るな。
第10条 家族再会のための出入国―……人情のない話だ。〔ほか〕

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