著者等紹介
oba[OBA]
絵本作家・イラストレーター。ロゴやポスター、キャラクターデザイン、書籍の挿絵などを手がける。ブログではお話つきのイラストを発表している
中村光宏[ナカムラミツヒロ]
Hiro Eagle。北アメリカ先住民伝統儀式祭司、サンダンサー、伝承歌歌手、インディアンフルート奏者、神話の絵本監修、語り。ボクシングでの怪我をきっかけに1999年から北米を旅し、先住民族ラコタ族の伝統儀式祭司と出会い儀式を学ぶ。2010年天河大辨財天社より伝統儀式であるスウェットロッジを始める。以来各地で日本古来の禊行も一緒に行っている
北山耕平[キタヤマコウヘイ]
作家、翻訳家、編集者、講演家。『宝島』『ポパイ』などの雑誌創刊に携わる。70年代後半から80年代にかけて北米大陸を旅し、あるメディスンマンとの出会いをきっかけに、インディアンの精神や物語などを学ぶ。現在は、地球のネイティブ・ピープルに伝えられたストーリーテリングを日本に伝えるため、執筆や講演活動を全国各地でおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
50
インディアンのティーチングストーリー(生き方を教える本)。誰の心の中にも住んでいるいいオオカミと悪いオオカミ。さあ、どちらのオオカミが強いのか。長老曰く「それは、おまえたちがしんのともとするほうなのじゃ」この絵本を読むとすべての人間は(少なくともこのインディアンと日本人の私は)同じだなぁとしみじみ思う。2015/01/11
あおい
17
インディアンのおじいさんが孫にお話をする。人の心には悪い狼と良い狼がすんでいてその二頭は常に争っているのだと。どちらが勝つのか孫が聞くと…人はいろんな感情を持っているどちらに身を委ねるかは自分次第。イラストも素敵です。2017/02/22
ルル
16
大事なことを分かりやすく伝える❗️(*^^*)2018/04/28
みさどん
16
心の中の天使と悪魔が、インディアンの世界では二匹のオオカミ。結論を尋ねる子どもへの答えがいい。インディアン文化は何世代も先の事を考えて動く。これが大切だよなあ。それが自然への畏敬や感謝に繋がるんだ。2017/03/11
けんちゃん
13
本屋さんで。静かに心にしみる絵本です。インディアンのティーチングストーリー。作品だけでも十分に感じるものがありましたが、あとがきの解説で、インディアンについての背景を知ることができ、深みが増しました。素朴なイラストもすてきです。2015/08/11
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