内容説明
トルコ研究家として名高い著者がおくる実感的痛快エッセイ待望の新装改訂版。元気な女性達から勇気とパワーをもらってもっと素敵に、幸せに。
目次
もう五十歳ではなくて、まだ五十歳。だから、これからどう生きるか。
ほんとうにしたいことをするために、したくないことは、きっぱり止める。
リタイア後の暮らし。二人で旅行も楽しいけれど、晴耕雨読もまた楽し。
よい友人を持つ幸せ。友情は大切に育み培うもの。
クラス会の活性化。同世代の友人は生涯の友になる。
うちの主人は濡れ落ち葉じゃない。ベターハーフ物語その一
二十年間、切れなかった運命の赤い糸。ベターハーフ物語その二
一人も楽しい。神さまがくださった限りなく自由な時間を大切に。
お年寄りに席を譲って、ステレオタイプなオバサン像をくつがえそう。
若く見せようという虚しい努力より、イメージチェンジを。
五十歳だからピンクを着る。背筋をのばしてジーンズをはこう。
食べる楽しみ、食べさせる楽しみ。料理を仕事から趣味にする。
ビーチだって、遊園地だって、若者に占領させておくことはない。
いまこそ旅行を楽しむとき。風のように自由な一人旅、二人旅。
私にはまだ挑戦する力がある。だから、私は挑戦する。
第三の人生に新しい天地を求める。勇気をもって選択し決断したのは私。
生きている証として仕事をつづける。仕事は私の喜びだから。
いまの自分がとりあえず幸せだと思えたら、その幸せを隣人にも。
著者等紹介
澁澤幸子[シブサワサチコ]
作家・トルコ研究家。東京生まれ。津田塾大学英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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