感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao
2
2022年9月20日発行(初版)。『日本の学童ほいく』誌に掲載された連載を中心に編集されている。行政用語の「放課後児童『健全育成』を問い、大人が望む「子ども像」ではなく、「子どもたち観」こそが大切、と説く。改めて「子供」ではなく、なぜ「子ども」なのかも確認した。学童保育の話なのだが、子どもの権利条約31条の「何もせずにぼうっと過ごす時間」をはじめとする「子どもの権利」「あそび」の大切さ、など保育に通ずる話も多く勉強になった。私の岩波新書ベスト10に入る辰濃和男『ぼんやりの時間』が引用されていて嬉しかった。2023/04/16
カエルの弟
1
自分の業種なので、学び直しと思い読了。 学童保育の歴史と、その目的と意義についてコンパクトにまとめられている。 学習会などの教科書として読むには最適なのではないかと思う。 2024/02/19