目次
1章 2010年代、保育制度・保育所はどう変わったのか
2章 保育所における2025年問題
3章 2020年代、公立施設の統廃合と児童福祉法第24条第1項の廃止が焦点
4章 公立保育所の役割
5章 地域でどのように保育所を整備すべきか
6章 認定こども園化にどう対応すべきか
7章 統廃合か、最低基準の改善か、ここに最大の争点がある
著者等紹介
中山徹[ナカヤマトオル]
1959年大阪生まれ、京都大学大学院博士課程修了、工学博士。現在、奈良女子大学生活環境学部教授。自治体問題研究所副理事長、(社)大阪自治体問題研究所理事長。専門は、都市計画学、自治体政策学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kirin100
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再読。保育制度の問題点と対策について、改めてとても参考になる本だった。ここで保育の質向上に転じないと、本当にだめだと思う。2023/05/06
あい
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まず今までの制度・国の動向がしっかりと記載されており、流れを理解したうえで考えることができる点が良いと感じる。新プランが制定され地方自治体は長期計画の策定に奔走するが、コロナ禍や来たる人口減少社会人、2025問題にどう立ち向かうか?地方だけでは解決できない。国の舵取りが大きな決め手となり、地方もただ従うのか、問題点に気づき対応していくことが出来るのか。社会情勢も見ながら向き合っていかなければならない。2022/07/12