豪雨災害と自治体―防災・減災を考える

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豪雨災害と自治体―防災・減災を考える

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784880376882
  • NDC分類 369.33
  • Cコード C0036

出版社内容情報

毎年のように豪雨災害が猛威を振るっている。その原因・メカニズムを気象学、被害の拡大を地質学から追究し、防災と減災の方策を考察毎年のように豪雨災害が猛威を振るっている。その原因・メカニズムを気象学、被害の拡大を地質学から追究し(寺尾徹、田結庄良昭)、2018年の豪雨が各地にどのような災害をもたらしたか、現地からの詳細な報告を収める(磯部作、越智秀二、村田武、山藤篤、小淵港、松岡淳、池田豊)。そして、このような災害に対して自治体はどう対応すればよいのか、防災と減災の視点から問う(室崎益輝、塩崎賢明、有田洋明)。

? 豪雨災害のメカニズム

1 人間と災害の間合いを地球温暖化はどう変えるか 寺尾 徹
1 「極端現象」とは何か  
2 災害をもたらす極端現象  
3 温暖化の進行で極端現象は増加するか
4 極端現象はすでに増加しているか
5 広島豪雨を解析する
6 極端現象の原因は地球温暖化なのか
7 極端現象はなぜ増えるのか――豪雨が増えるメカニズム
8 災害との間合いをはかる

2 日本の地質・地形の特質がもたらす西日本豪雨の災害 田結庄良昭
1 土石流被害が多かった西日本豪雨災害
2 西日本の地質や地形の特質がもたらす豪雨災害  
3 土石流のメカニズムと恐さ
4 土砂災害の危険をどう察知するのか
5 洪水被害と課題
6 ダム操作と洪水被害
7 土砂災害警戒区域と問題点――開発に防災が追いつかない

? 現場で何がおきていたのか

1 岡山県●防げたはずの豪雨災害 磯部 作
1 岡山県における西日本豪雨災害の状況  
2 西日本豪雨災害の原因  
3 西日本豪雨災害からの課題  

2 広島県●全国最多の土砂災害危険地帯で起きた災害 越智秀二 
1 降雨の特徴  
2 広島県での災害について  
3 災害の概括と教訓化の課題
 
3 愛媛県●農林水産業と中小企業の被災 村田武・山藤篤・小淵港・松岡淳 
1 農林水産業の被害  
2 西予市における中小企業の被災と復旧対策  

4 兵庫県●神戸市灘区篠原台の盛土開発地の崩壊による土石流被害 田結庄良昭 
1 西日本豪雨による兵庫県の被害  
2 篠原台を襲った土石流の原因は盛土開発地の崩壊だった
3 篠原台は土砂災害警戒区域に指定されていた

5 京都府●災害時の自治体連携と自治体疲弊 池田 豊 
1 増大する自然災害と自治体職員  
2 京都における災害と自治体職員  
3 2年連続の大規模水害を受けた福知山の経験から
4 災害時の自治体広域連携  

? 防災・減災のまちづくりへの課題

1 減災まちづくりと自治体の役割 室崎益輝 
1 防災行政大転換の方向性  
2 減災の考え方と課題  
3 危機管理の考え方と課題
4 コミュニティを基盤におく防災
5 減災まちづくりの必要性と可能性
6 地区防災計画の推進
7 自治体の責任と役割

2 避難所・避難生活の現状と課題 塩崎賢明 
1 防災と減災  
2 関連死の多発  
3 関連死の主な要因
4 避難所の現状
5 避難所の環境基準
6 イタリアの事例
7 内閣府ガイドラインと現場の実態
8 在宅被災者
9 避難生活の改善のために
10 今後の備え

3 災害時の公務・公共職場 有田洋明
――大阪府の対応をケーススタディとして 
1 災害時の公務・公共職場はどうなっているのか  
2 大阪における被害状況と災害時の対応  
3 災害の概括と教訓化の課題

大阪自治体問題研究所[オオサカジチタイモンダイケンキュウジョ]
編集

自治体問題研究所[ジチタイモンダイケンキュウジョ]
編集

田結庄良昭[タイノショウヨシアキ]
著・文・その他

塩崎賢明[シオザキヨシミツ]
著・文・その他

目次

1 豪雨災害のメカニズム(人間と災害の間合いを地球温暖化はどう変えるか;日本の地質・地形の特質がもたらす西日本豪雨の災害)
2 現場で何がおきていたのか(岡山県 防げたはずの豪雨災害;広島県 全国最多の土砂災害危険地帯で起きた災害;愛媛県 農林水産業と中小企業の被災;兵庫県 神戸市灘区篠原台の盛土開発地の崩壊による土石流被害;京都府 災害時の自治体連携と自治体疲弊)
3 防災・減災のまちづくりへの課題(減災まちづくりと自治体の役割;難避所・避難生活の現状と課題;災害時の公務・公共職場―大阪府の対応をケーススタディとして)

感想・レビュー

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ふにゃ

0
1. 豪雨災害の発生原因に関する自然科学的な説明が学べてよい。2. イタリアでは災害が多いため、避難所の施設が整っているらしい。3.避難所を非人間的な場所と断言している。避難所の質を上げようとすると、贅沢だという声が上がるらしい。「生かしてやるがいい生活は許さない」という考えは、平時でもいろいろなところで見られる気がする。みんなどこかで生活に不満を抱えているのだろう。被災者/非被災者の対立関係にするのではなく、みんな幸せになろうよみたいな考えが浸透するといいのだけれど。2020/01/22

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