内容説明
わがまちでもつくれる財政白書。その秘訣は。『習うより慣れろの市町村財政分析』で学んだ市民が、仲間を集め、学び、調べ、書くことで素敵な「手づくり財政白書」ができました。その醍醐味とつくりかたを教えます。あなたも財政白書づくりの輪に入りませんか。
目次
はじめに あなたも財政白書の輪に
第１章 座談会・市民が財政白書をつくったら…
第２章 レポート・じっさいに白書をつくったら… わかることできることかわること
第３章 手記・記者が追いかけた財政白書づくり
第４章 解説・広がる財政白書づくり運動 学ぶこと調べること書くことつながること
第５章 論考・市民がつくる財政白書の意味 大和田流財政分析の可能性
リストオブ財政白書
新たに刊行された「財政白書」の魅力
著者等紹介
大和田一紘［オオワダイッコウ］
１９４３年青森県弘前市生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修了。市民向け財政講座の講師２０年。市民による財政白書づくりの火付け役として１０年。最近は「地方財政分析達人」（朝日新聞）としてマスコミにも注目を浴びる。現在、都留文科大学講師、ＮＰＯ法人多摩住民自治研究所副理事長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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遅筆堂
19
まあ、そのとおりなのだけれど、記述がまことに諄い。なんども同じ人、事例が出てきて最後まで読むことが苦痛。この人は講演で喰っている方なので、その為の布教活動ではないかと穿った見方をしたくなるよ。もっと市民が財政白書を作る場合のノウハウを教えてもらいたい。例えば、集計表の例とか具体的なチェックポイントとか。すべてが出し惜しみをしている。知りたかったら2万数千円支払って講習を受けなさいって感じがする。市民が自治体財政を知ることは良いことだと思うだけに残念。2012/07/04
