農家から学んだ農業経営学

農家から学んだ農業経営学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 133p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784880374970
  • NDC分類 611.7
  • Cコード C0061

内容説明

この書は農業経営調査マンの取り纏めである。「酪農家の石丸哲生さんは、私たちが『牛が太っているので、もう少し餌を減らしても良いのでは』という助言をしたところ、『牛を痩せさせてまで儲かろうとは思わない』と答えられた。」という調査結果から、農家の考え方を探り、「第2章経営の理念―儲けか生き方か」は構成されている。

目次

1 新しい農業経営者像を求めて(地域条件にあった経営と技術の選択;経営の理念―儲けか生き方か;家族関係の近代化、相続問題など;研究会等農民組織の重要性―情報と試験)
2 最近の農業経営をめぐるいくつかの重要な課題(流通の視点を含めた農業経営;資本主義化の中の新しい農業経営の課題)
3 食文化・農政など農業をめぐる環境の変化(食生活などの変化と農業の今後の方向;40万の経営体・組織体で大丈夫か;国際化をどう考える;むすびに代えて―荒廃した生産要素、最近の動きなど)

著者等紹介

平川一郎[ヒラカワイチロウ]
1938年1月福岡市で生まれる。1944年、中国北部青島第一国民学校入学。1950年、福岡市立警固小学校卒業。1953年、福岡県筑紫郡大野中学校卒業。1956年、福岡県立筑紫丘高等学校卒業。1960年、九州大学農学部農政経済学科卒業。1960年、九州大学農学部農業経営学教室に勤務。1971年、福岡県農業総合試験場にて経営研究に従事、最後の8年間は豊前分場長や場長などを含む研究管理に従事。1996年、福岡県農業共同組合連合会で営農総括顧問。1999年、福岡県農業業会議にて事務局長。2000年、九州東海大学農学部で教授(特任)として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。