目次
1 騒がしさ増す憲法の周辺―日本国憲法は時代に合わなくなったのか(改憲の奔流;改憲主張の理由づけとしての「押しつけ憲法」論と「現実との乖離」論)
2 憲法とは何か―人々のつくったすぐれもの(憲法は「最高法規」―法のピラミッド;「憲法」(constitution)の意味するもの
近代憲法の歩み)
3 日本国憲法の成り立ちと改憲の目指すもの(日本一九世紀の憲法;日本国憲法の誕生;三位一体の基本原理;改憲は何をもたらすのか―自民党『新憲法草案』を読む)
4 改憲動向の中の第八章地方自治―「分権改革」は何をもたらすか(地方分権改革から改憲へ;改憲に先行する地方分権改革;改憲諸構想における第八章改正の主張;なぜいま第八章全面改正なのか)
5 地方自治実現の課題―憲法を活かすことの中心にあるもの(憲法を守ることは活かすこと;真の地方自治実現のために)
著者等紹介
小林武[コバヤシタケシ]
1941年京都市生まれ。愛知大学法科大学院教授。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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