感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
May
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レポートのために読んだ。いやあんま読んでないけど一応記録しておく。内容は題名の通り。著者は土地利用規制緩和政策に反対する立場。基本的な事項がすっきりまとまっていて初学者のとりあえずの一冊に良い本だと思った。2013/03/26
そうき
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タイトルの通り1868以降の日本における近代都市計画の通史であり、ぜひ本棚にいれたい(が入手困難。図書館ありがとう) ありえた転機をみすみす逃し、理念不在の失策を重ねてきていることはとても残念であるが、その過程で都市計画技師による奮闘があった(そしてそれがどこかで潰されている)という事実が、その端くれになろうとしている自分にとってはより一層絶望的に感じた。 それをようやく乗り越えてできた制度も、後世の短期的な利益を追い求める人たちによってあっけなく覆りうるということも歴史は示していて、非常にやるせない。2019/11/04