内容説明
市町村合併、産廃、公共事業等の是非を問う住民投票が、全国各地に広がってきている。住民投票運動の現場に取材し、これまでの論争を整理するなかから、日本における21世紀型住民自治の幕開けを告げる。
目次
第1部 実施されはじめた住民投票(住民投票の制度と現在;住民投票が求められている理由;合併問題と住民投票)
第2部 住民投票の現場から(キャンペーンの光と影―上尾市の住民投票;代表民主政と住民投票の関係―米原町の住民投票;公共事業を止めた住民投票―徳島市の住民投票)
第3部 論争から評価へ(住民投票をめぐる論争;住民が創った公共的空間)
著者等紹介
上田道明[ウエダミチアキ]
1963年広島市生まれ。1986年北九州大学法学部卒業。1998年大阪市立大学法学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、近畿大学非常勤講師
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