内容説明
本書では、小・中・高校の教育と障害児教育、および京都府教育委員会が責任をもつべき教育条件整備の現状とその財政的な保障となる教育予算の動向を検討し、改善のための視点や課題を提示した。子どもと府民が求める教育改革をすすめる輪を広げるための一冊。
目次
第1章 子どものための学校づくり(いま、子どもたちは…;学習指導要領のいいなりでいいのか ほか)
第2章 ここまできたか、京都の公立高校(「三原則つぶし」と京都の公立高校;「十五の春を泣かせる」公立高校入試 ほか)
第3章 京都府の障害児教育(かつての先進性はどこにいったのか?;緊急要する養護学校大増設―いのちと人権・教育の保障 ほか)
第4章 京都の教育条件とその整備の課題(不況で脅かされる子どもの学習権;子どものための教職員定数増)
第5章 京都府の教育予算(低い教育予算比率(教育予算のしめる割合)
さらに落ち込む教育予算―二〇〇一年度予算)