内容説明
大阪学童保育連絡協議会の結成三〇周年記念出版。子ども時代を拓く手がかりとなることをめざし、法制化後の今日的課題を四つのテーマにより解明している。とり扱うのは、指導員の専門性に関する検討、学童保育の運動・政策上の争点、そして生きた学童保育の姿、また学童保育をとりまく群像である。
目次
第1章 二一世紀に生きる学童保育指導員―指導員の専門性を考える(専門性を考える三つの基準;学童保育の子ども集団の固有性と指導員の仕事 ほか)
第2章 法制化と大阪の学童保育施策(法制化の流れとその争点;大阪の学童保育施策の特徴と法制化 ほか)
第3章 学童保育と全児童対策事業(学童保育に固有なものと全児童対策事業に固有なもの;府下の全児童対策事業の概観 ほか)
第4章 ルポ学び合い・育ち合い、そして人間愛(指導員の仕事を創り、専門性の確立へ;我が子の育ちがうれしいから ほか)