内容説明
交野市では、昨年八月に中間報告として、自治体財政を危機に陥れている主要な要因である“ハコもの行政”と“土地開発公社”に焦点をあてた『財政からみた交野市の実情(財政再建に向けた中間報告)』を発刊してきたところです。本書は、中間報告で、巨大な総合体育施設が財政危機を招く主要な原因であると財政分析により指摘してきましたが、その裏付けとして、はじめての試みでありますが市民アンケートによる市民評価として、市民が本当に巨大な体育施設を望んでいるのかどうか、また、何を望んでいるのかをアンケートを中心にまとめあげたものです。
目次
第1章 交野市の地域と産業
第2章 1990年代の交野市政(開発行政への変貌)
第3章 交野市の財政問題
第4章 総合体育施設と環境の評価―市民アンケート調査を通じて
第5章 交野市の特性を活かした行政への転換―豊かな自然と住環境