内容説明
出雲王朝の謎、百済と倭の関係、百済大寺の幻の九層大木塔、そして東日本大震災、洪水伝説―文学研究者・津田健海の思索と模索に、古代飛鳥で働く藻苅の語りが挟み込まれて出現した驚異の饒舌体。現代社会への批評精神も横溢する著者渾身の巨編。
著者等紹介
立石伯[タテイシハク]
文芸評論家・作家。1941年8月、鳥取県生れ。法政大学大学院博士課程単位修得後中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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