内容説明
俳句という器に盛り込まれるものは何か。古典の造詣に裏付けられた思索、俳句の現場に立ち会い新たな俳句の生成を見守り続けてきたその情熱。俳句の今日と明日を“思想”する醍醐味を満喫させる中嶋情況論の決定版。
目次
1(夜霧;失われたもの ほか)
2(静かな波郷;隠岐と楸邨 ほか)
3(雨が降って川となる;詩とその時代 ほか)
4(命への愛惜;虚子と野上弥生子 ほか)
著者等紹介
中嶋鬼谷[ナカジマキコク]
本名・幸三。1939年4月22日埼玉県秩父郡小鹿野町に生る。加藤楸邨に学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 春風は、斬られまい